桑茶
日本養生院
桑は仙薬なり
有機栽培・無添加・ノンカフェイン
日本の伝統文化に由来する
日常の美と健康を取り戻す。
博多織元 OKANOがどうして
桑茶をすすめるのか。
博多織の開祖 満田弥左衛門の菩提寺は、桑茶を伝えた栄西禅師が建立した日本最初の禅寺「聖福寺」であり、博多織と喫茶には深い縁があります博多織の独鈷華皿紋様は、江戸幕府への献上品に選ばれたことから、献上柄と呼ばれ有名になりました。
独鈷は厄払い、華皿は浄化する法具。
つまり、博多織は、心身を整え清らかにするという祈りを織り続けているのです。
私たちは、紋様の意味と一緒に桑茶の効能も伝えていきたいと思います。
現代人の生活課題
1日に心身を整える時間がどれほどあるでしょうか。
現代人は、物質的豊さは手に入れましたが、病気・老化の原因とされる「ストレス・酸化・糖化」を増幅する生活習慣になりがちです禅と共に心身養生のために伝わった喫茶は、茶の湯、茶道へと変化していき、日本に定着していきました。
しかし、茶道は特別なものとして現代へ。そこで日本養生院は、気軽に心身養生をする時間を取れるように、桑茶で喫茶をする習慣を提案します。
人生100年時代 養生のすすめ
日本に初めて禅を伝えた栄西禅師の「喫茶養生記」や、江戸時代の儒学者・医者である貝原益軒の「養生訓」に記されている養生とはなんでしょうか。
それは、病気になる前に日常から心身の健康を心がけることです。病気になってから治すよりも、病気にならないようにした方が良いという考え方が挙げられています。
人生100年時代の日本において、先人の知恵である養生がより大切になるでしょう。
喫茶と禅の精神性
禅には、一つのやかんで淹れたお茶をみんなで飲む、茶礼(されい)という作法があります。同じお茶を飲むことで、和合の精神を説いているそう。
岡倉天心は「the book of tea」で、「茶の理想の頂点は日本の茶の湯にこそ見出される。(中略)茶道は単に茶の飲み方の極意というだけのものではない。それは、生きる術を授ける宗教なのである」として、TEAISMと訳しています。
喫茶は単にお茶を飲むだけでなく、精神性の表現でもありました。
ケールとの比較
桑の葉にはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。 青汁によく使われているケールと比較しても、鉄分やカルシウム、ビタミンや食物繊維などが多いことがよく分かります。
桑にだけしかない特殊成分
Q3MG
抗酸化物質「Q3MG(ケルセチンマロニルグルコシド)」とは、フラボノイドの一種で、抗酸化作用などが期待されます。お湯でも抽出しやすいという特徴を持ち、健康食品としての機能性向上や、劣化を防ぐ加工方法など安全性を含め、かねてから研究を進めてきました。その結果、Q3MGは中でも桜江町産の桑の葉に豊富に含まれていることがわかり、抗メタボリックシンドロームに役立つ素材としてもさらなる研究が進められています。
桑に豊富に含まれる
DNJ
桑の葉に豊富に含まれる「1-デオキシノジリマイシン(以下、DNJ)」は、糖質であるブドウ糖(グルコース)に非常によく似た構造をしています。そのため、食前にブドウ糖と酷似したDNJを摂取すると、糖質分解酵素は糖質と間違えてDNJと結合。
結果的にDNJが糖質分解酵素の働きをブロックして、あとから入ってくる糖質は分解・吸収されることなく小腸を通過してしまうのです。DNJによって分解が阻害された糖質は、小腸で吸収されないため、食後の血糖値の急激な上昇が抑制。さらに小腸を通過した糖質が大腸に届くと、腸内細菌(善玉菌)のエサとなり、大腸を刺激して便通を促してくれます。従って、桑の葉のDNJは、糖質の吸収をブロックするだけでなく、便秘の改善まで期待できるというわけです。
喫茶養生記
茶書としては日本最古である喫茶の薬効を説いた書物。著者は日本初の禅寺「聖福寺」を開山した栄西禅師。上巻には茶の生理学的効能を説く「五臓和合門」を、下巻には鬼魅(きみ)を駆逐する桑の病理学的効能を説く「遣除鬼魅門」が記されている。茶と桑の薬用効能をあわせ説いたことから、室町時代には「茶桑経(ちゃそうきょう)」ともよばれ、茶の湯成立期にあたり、本書が茶書として関心を持たれていたことを例証している。
栄西禅師
明菴栄西(みょうあん えいさい/ようさい)は、永治元年4月20日(1141年5月27日) ~ 建保3年7月5日(1215年8月1日)、平安時代末期から鎌倉時代初期の僧。日本における臨済宗の開祖、建仁寺の開山、天台密教葉上流の流祖。廃れていた喫茶の習慣を日本に再び伝えたことでも知られる。建久6年(1195年)、博多に聖福寺を建立し、日本最初の禅道場とする。同寺は後に後鳥羽天皇より「扶桑最初禅窟」の扁額を賜る。
聖福寺
福岡市博多区にある聖福寺(しょうふくじ)は、臨済宗妙心寺派の寺院。栄西創建で、日本最初の本格的な禅寺「扶桑最初禅窟」として知られている。山号は安国山(通称は安山)。境内は国の史跡に指定されており、江戸時代に再建された伽藍も現存。博多織の開祖、満田弥左衛門の菩提寺でもあり、博多織発祥の地としても有名。
OKANOは第133代老師 白峰宗慧へ袈裟を奉納。
博多織
博多織は、たくさんの経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を力強く打ち込んで作られる絹織物。1976年に国の伝統的工芸品に指定される。鎌倉時代、宋へ渡った聖一国師に同行した博多商人・満田彌三右衛門が織物の技法を現地で習得。1241年の帰国後に、独自の意匠を加えて制作した織物が、博多織の起源といわれている。江戸時代には黒田長政が幕府への献上品として博多織を用いて、その際の柄が「献上柄」として代表的な柄となる。
ノンカフェイン
産後ママはもちろん妊娠中の方などカフェインを気にする方でも安心して飲めます。
また、就寝前などシーンを問わず、小さな子どもからご年配者までご家族全員で飲むことができ、贈答品やプレゼントにも最適です。
葉酸
葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」といわれています。
葉酸は細胞の分裂や成熟を大きく左右するため、特に胎児にとっては重要な栄養成分であり、
妊婦の方が葉酸を十分に摂取することで、
胎児の先天異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らすともいわれています。
美味しい飲み方
【ヤカンで淹れる場合】
ヤカンで水を沸騰させ、桑茶のティーバッグを入れて弱火にし、4~5分かけてゆっくり煮出します。
桑茶にはアミノ酸が多く含まれるので、じっくりと煮出してうまみ成分を充分抽出してください。
【急須で淹れる場合】
桑茶のティーバッグを急須に入れ、お湯を注いだら、3~5分しっかり蒸らします。
一煎目(一回目)はお湯を出しきり、二煎目(二回目)は一煎目より熱いお湯を使って、あまり蒸らさず注いでください。
基本的に、味は二煎目で出切ってしまいます。
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